ALS出会いと「歌の会」
2018年4月「歌の世界へ」の会・「歌の会」への参加を呼びかけました。
歌の世界へ(呼びかけ)
1曲の歌に1つのドラマ、世界がある。
広がる情景、伝わる感情、呼び覚まされる過去。
呼びかけに応えてくれた方々と録音した私の歌声で楽しいひと時を過ごしました。
歌声が私の部屋(ホームという)に響き渡りました。
会が終わった後も私の心の中で響きます。
写真を見るとその時の場面がよみがえります。
2019年4月までの1年間で34回の会を行いました。
多くは私がALS療養生活をしていることを知ってホームに会いに来てくれました。
ホームにはパソコンがありマイボイスで話すことができます。
ベッド、呼吸器、吸引器、文字盤など生活の様子がわかります。
老人は老化と共に生きている。さらに私はALSと共に生きている。
ALSは「運動神経系の老化が速まっている」とみる。
私は日に日に動く力が弱くなっています。
ALSについて私と会うことで理解を深めてほしいです。
出会いは喜びです。
再会したいの知らせは生きる希望です。
私はホームで思い出となる会を積み重ねていきたい。
名前を <ALS出会いと「歌の会」> 略称「歌の会」とします。
4月3日第34回ALS出会いと「歌の会」を行いました。世田谷の仲間で5年ぶりの再会です。
近況報告では「太極拳の師範になったこと」「明日から職場に出勤すること」など話してくれました。
私は「歌の会」のパワーポイントを作ったことをマイボイスで話しました。
「たんぽぽ」の歌が合唱となって私の部屋(ホーム)に響きました。
ALS発症者の3割しか呼吸器を付けない現実に心を痛めていました。
夏にまた会えるのが楽しみです。
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