9月生活報告
9月は、秋らしい気温になりました。
庭の花はヨハネパウロ二世の白いバラが繰り返し咲いて楽しませてくれました。(写真)
8月に咲いていたユリの花の子房が膨らんできました。中で種が育っています。(写真)
体の状態は日々変化しています。動かさない、使わない筋肉は細くなります。
日常生活で出来る限り使うようにしたい。特に毎日8時間、車いすに乗って過ごすようにしています。
リフトに秤(はかり)を吊り下げて、9月17日に体重を測りました。この3か月体重を減らしていました。
測定結果は 61.7㎏でした。3か月前の6月は、63.3㎏でした。3か月で1.6kg減少しました。
体重を減らすのをやめ、現状を維持しようと思います。
LIC(リック)トレーナーを使って肺を膨らませています。
人工呼吸器は、24時間ずっと1回500mlの空気を肺に送ります。
自分で深呼吸して肺を大きく膨らませる機会がありません。
LIC(リック)トレーナーを使って肺に4回分の空気をためて入れ、一定時間膨らませています。
LIC(リック)トレーナーの使い方は都立神経病院に入院した時、理学療法士山口先生に教わりました。それ以後、自宅で行っています。
「LICトレーナーを使って肺を膨らませる」という動画を作り皆さんにも紹介しました。
天野茂在宅生活up103 https://youtu.be/yFFptupE42M
第16回夏季パラリンピック東京大会は連日熱戦が報道され、5日、閉会しました。
視覚障がい者の陸上競技は興味を引いた。伴奏者とひもを付けて走る姿に人と人との信頼関係、心の交流を感じた。障がいの違う4人がタッチでつなぐユニバーサルリレーではそれぞれの障がいについてお互いの理解が深まると思った。特に練習の過程に意義を感じた。
ボッチャは技術だけではなく、相手との駆け引きを考える興味ある競技でした。
世界中から障害のある約4400選手が集まり、持っている能力を発揮し競い合った。
障がいがある、ないにとらわれず、人と人とが尊重し合う「共生社会」の実現へ向けての一歩を進めたと思います。
リハビリを行う株式会社てあての「月刊てあて、編集部」から取材を受けました。
私にとって「新しいALS観」「詩と歌」はどのようなものかなどいくつかの質問に答えました。10月に原稿ができます。
9月の生活動画、歌をYouTubeに発表しました。
91虫の声・天野茂秋up91・9月の歌1 https://youtu.be/OD4Pu68CeDY
92とんぼのめがね・天野茂秋up92・9月の歌2 https://youtu.be/4zAq8e_vL9M
93風の盆・天野茂秋up93・9月の歌3 https://youtu.be/a3enHnNFuBw
94村祭り・天野茂秋up94・9月の歌4 https://youtu.be/qMv2aoJBXY4
95故郷の空・天野茂秋up95・9月の歌5 https://youtu.be/7cETZouPbOg
96月見草の花・天野茂秋up96・9月の歌6 https://youtu.be/JXGsjbaFcNU
97心つなごう・天野茂心up97 https://youtu.be/lVb0w8jIpRI
98ともだち・天野茂心up98 https://youtu.be/3Yf5KyLieds
99めぐる季節と愛のあるくらし・天野茂作詞の歌17・up99 https://youtu.be/gyHh4EXYsns
100富士山のあるくらし・天野茂作詞の歌18・up100 https://youtu.be/3JnqEdZMcec
101十五夜お月さん・天野茂秋up101・9月の歌7 https://youtu.be/ktRU1BFzijM
102マイウェイ・天野茂心up102 https://youtu.be/Ee9ffr1z3Us
103LICトレーナーを使って・天野茂在宅生活up103 https://youtu.be/yFFptupE42M
9月でYouTubeにアップした作品が100を超えました。
9月12日108回「ALS再会と歌の世界」Zoomを行いました。
ALS在宅生活者・家族で19日に予定がある人で行いました。
参加者の感想 少ない人数でもかえってゆったりできてよかったです。
久しぶりに懐かしい歌を歌いました。
うたを通して絆を強め、交流できてよかったです。
今日はあっという間でした。来月も楽しみにしてます。
9月19日109回「ALS再会と歌の世界」Zoomを行いました。
参加者の感想 違う場所でも会えるのがすごくいいと思った。
昔一緒に歌った歌を今日また歌えてよかった。幸せだと思った。
再会できて嬉しい。昔に戻った気になった。楽しかった。
108回、109回を終えて(天野)
みなさんの顔を思い出しながら楽しくまとめを書きました。
新しく2名の方が友人の紹介で参加してくれました。
参加者一人一人が初めて会う人とも、お互いに知り合い交流する機会ができよかったです。
ヘルパーさんについて。
9月も新しい看護学生が私を介護する研修に入ってくれました。募集のチラシを見て勉強したいと思って応募してくれました。
学生は学校での看護実習の様子を時々話してくれます。
「胃ろうでシリンジをよく使い慣れていたので、この前のシリンジを使っての実習は落ち着いてできました。」「介護をすることで役に立つことがよくあります。」と話してくれました。
看護師は多くの人を担当するため、必要なことを済ませると直ぐに他の人のところに行きます。
重度訪問介護ヘルパーさんは長い時間一人に対応します。
一人の人に長く接する経験をすることは看護師になった時に大きな力になります。
看護師を目指す学生さんには積極的に学んでほしいと思います。
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